デス・ラインアップ誕生秘話 カーHCのインタビュー

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ウォリアーズのデス・ラインアップ(カリー、トンプソン、イグオダラ、バーンズ、グリーン)が去年のNBAファイナルを席巻して、ちょうど1年立ちました。今年のカンファレンス・ファイナルのサンダー戦までは、このラインアップに対抗できるチームはなかった今最強のラインアップです。また、他のチームもウォリアーズのスモールの成功を見てスモールボールを取り入れようとしています。

このラインアップは去年のプレーオフのキャブスとのファイナル4戦目(1勝2敗)で、カーさんのアシスタントであるニック・ウーレンの提案したもので、ボガードの変わりにイグオダラを入れ、センターをグリーンにするラインアップでした。これがきっかけで、シリーズの流れが変わり、ウォリアーズが優勝をしたと言っても過言ではありません。

これは、そのはじまりである「デス・ラインアップ」の誕生をカーHCに聞いたインタビューです。

Q: ヘッドコーチになった時にグリーンがセンターになるロースターを考えていましたか?

カー:「いいえ、なぜならグリーンがこれほどいい選手だったのか知らなかったからです。最初はデヴィット・リーがスタートするものだと必然的に思い込んでいました。グリーンはヤル気がある素晴らしい選手と知っていましたが、センターを守れるとは思っていませんでした。リーがシーズンはじめの20試合をケガで欠場しなければいけなくなり、グリーンをスタートさせて、やっとグリーンは5もいけるとハッキリしたんです。グリーンが相手のセンターへスイッチしたビデオを何回も観ました。彼が、7フッターのセンターを相手にリバウンドも穫れるのには驚きました。それから進化がはじまったのです。」

Q: そのグリーンが入ったラインアップではパスをまわすことを強調していましたが、そうしなければいけないのでしょうか?

カー:「去年に強調したポイントはボール・ムーブメントでした。誰がコートにいようがボールは動かさなければいけません。一昨年、ウォリアーズはポゼッションでのパス率かパスの数、またはその両方がリーグで最下位でした。ボガートやリーはパスが上手いし、グリーンが大学時代にパスが出来ていたのを知っていました。それにシュートが上手いバックコートなので、パスはしなければいけない事はわかっていました。そして、パスも、スピードも、スキルもある選手をプレーさせていく内に小さくなっていきました。」

Q:そのラインアップのプラス・マイナスのスタッツは素晴らしいですね。スタッフと、このラインアップをもっとやらなければいけない、と話し合いましたか?

カー:「よく覚えていないけど、そんな話はしませんでした。それはただ必然的に進化したのです。最初の一年目だったので、いろいろなラインアップのコンビネーションを試している内に辿り着いたのです。最初のころからスモールの可能性は感じていました。毎試合、このラインアップを差し込んで行く事をシーズン途中で決めました。数年前にハリソンがデンヴァーとスパーズとのプレーオフで、4もプレーできることを知っていました。ゲームプランを組み立てる時に、このラインアップを使うことを考えるのは必然でした。」

Q: プレーオフへ行ってからは、重要な場面でそのラインアップを使っていましたね。でも、ファイナルの4戦目でそれをスタートさせるウーレンの提案をなぜ採用したんですか?

カー:「最初の3戦は相手のペースでプレーさせられていました。ボガートがいるとスペースが生まれませんでした。私たちの2人のシューターとペイントを守られていて、なかなか攻撃に流れが生まれませんでした。だからウーレンの提案は当然の考えだと思いました。 私たちは、スパーズが苦しんでいる時に小さくなりスペースをつくる事についてすごく議論していました。完璧な例は、2013年のスパーズ対サンダーのシリーズで、確かそれまではスプリッターとダンカンを先発で使っていたのを、2~3戦目でボナーとディアウに変えた事です。スプリッターとダンカンを切り離す事によってスペースをつくり、イバカをベンチへと下げていました。それを見てから、ポップは私のメンターでもあるし、スパーズをいつも注意深く研究していました。シリーズ途中で大きな変更をして、実際にうまく行った事を見たインパクトが強かったのです。だから、ニックがそれを提案した時、オフェンスはうまく機能しそうだけど、ディフェンスにはどうなるのか議論しました。リバウンドが穫れなくても勝てるのかが最も重要なポイントでした。アンドレがレブロンに対してベストデフェンダーなのは変わりません。グリーンはモズゴヴを守れるし、ハリソンもトンプソンを守れます。後はリバウンドを狂ったように穫ればいい。そのトレードオフはやるに値すると思ったのです。」

Q: そのラインアップでどれくらいプレーできますか?10分?グリーンの体力が心配だと思いますが?

カー:「長いことはやれませんね。ハリソンとグリーンが疲れ切ってしまいます。普通は5分くらいの爆発的なユニットですが、ファイナルではもっと長く使いました。」

Q: それで試合をクロージングしていますが、そのラスト5分に合わせてローテーションを組んでいるのでしょうか?

カー:「そうなることが多いですが、本当はマッチアップ次第です。去年メンフィスとやった時はザックとマークがいたので、ラストでスモールにはなりませんでした。常に使っているユニットのメリットとデメリットを考えて決めています。」

Q: あなたが以前言ったように、そのラインアップが機能するのはステフがいるからで、今でもそう思っていますか?彼がいなかったらうまくいかないのでしょうか?

カー:「うまくいかないでしょうね。スモールになると言う意味には、スペースをつくるという意味もあります。スペースを開けるためにはシューターが何人か必要になります。そうすると、ステフがドライヴできるスペースがたくさん生まれます。今年、ステフがいない時もやりましたが、明らかに同じではないですね。」

Q: 相手を小さくさせる工夫をしているのでしょうか。それは重要ですか?

カー:
「どちらかと言うと、わたしたちのためにやっています。私たちがあまりよくプレー出来ていない時や、ちょっと流れを変えたい時、スパークが欲しい時にそれを使います。どの試合もちょっとづつ違う面があり、相手も違うので、わたしたちは常に勝つために必要な要素を得ようと注意しています。」

Q: わたしは相手が大きければ大きいほどその威力がより発揮できると思っています。大きな選手は速く動くことが得意ではないからです。今期、大きなチームに負けたことがないと思います。特に大きな選手を残している相手に対して、スモールになった時にいつもうまくいきますよね?

カー:
「そうですね。でもリバウンドでは戦わなくてはいけません。私たちが小さくなれる理由のひとつに、ポストプレーが上手い選手が今はあまりいないというのがあります。時々、バークレーなんかが、”ウォリアーズを楽に倒せる”と言っていますが、その議論のひとつには、20年前には毎晩誰かポストプレーが上手い選手—シャックやリック・スミッツ、ハキーム、デイヴィット・ロビンソン、ティム・ダンカン、カール・マローン、アロンゾ・モーニング—の相手をしなければいけませんでした。昔の選手たちが言うことも正しいと思います。20年前にイリーガルだったストロングサイドのポストディフェンスは今は可能ですし、ルールが変わっています。ただ正確に言えることは、時代に沿って、ルールを加味した選手を集める必要があるという事です。」

Q: もしちょっとでもローポスト選手たちを速く動かすと、彼らはどうしていいかわかりません。

カー:「シカゴ時代にロッドマンを5にした事がありました。スモールになると言うと間違えてしまうかもしれませんが、実際には小さくはありません。去年のファイナル6戦目の終盤に、6-3のステフとシュワン、アンドレ、ハリソン、ドレイモンドのラインアップにしました。彼らは全員リーチがあり、動ける選手です。しかも全然小さくない。4つのポジションが大きくて、全てのポジションでスイッチが出来て、プレーメークが出来るのです。いつも思っていることですが、わたしたちのチームの強みは、プレーメークが出来る選手が何人もいることです。チームには、プレーを組み立てることができる選手が6~7人います。そして、その内の5人をコートにいれれば、ボールが動いてくれます。そうすると守るのがむずかしくなります。今のところ上手く行っています。」

Q: 試合前からどのタイミングでそれを使うのかわかっている場合はありますか?

カー:「すごい時々だけです。相手が誰なのかは明かしませんが(笑)。でもこう来ればこう行くという相手はいます。だから、フロントオフィスで選手に対して強調すべきポイントが変わってきているのだと思います。今まで中途半端だった選手が、今はポジションを選ばない多様性がある選手として考えられています。20年前なら生き残れなかった選手が、今恩恵を受けているのです。」



– via san jose mercury
– via new york times

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