ジェファーソンがチームの変化とファイナルを語る

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とある日、コッカーパークにあるスタバのドライブスルーでいつものドリンクを頼んだ。窓口でオーダーを取っていた感じよい女性はわたしの事をクレイジーだと思っただろう。なぜなら、彼女がわたしのクルマの中で見たものはとても普通とは言えないものだったからだ。35歳の男が、ケヴィン・ラブのラミネート写真を助手席に飾り、その写真にシートベルトまでかけていたのだ。



わたしはグリーンティーとバナナのオーダーをオーダーした。グリーンティーはわたしに、バナナはLil Kev(ケヴィン・ラヴの写真)のためだ。

彼女がわたしのオーダーを手渡す時に何か言いたそうな顔をした。

「あなたはキャブズでプレーしてますよね?」

そして、彼女は助手席にペットか何かのように置かれている8X12インチの写真を見た。



「Lil Kevだ!」彼女は思わず叫び、目が輝いた。

「じゃあ、あなたがリチャード・ジェファーソン!どんどんスナップ(snapchatのこと)をあげていって、楽しみにしてるの」

わたしは、そこを出る時に笑いが止まらなかったので、クルマを停めなければいけなかった。助手席にラミネート写真を置いている大のオトナがスタバの駐車場で大笑いしている。そして、なんと雑誌から切り取った写真よりも認知度が低いとは! 彼女が警察を呼ばなくて良かった。

もし、あなたが「Lil Kev」を知らなかったり、スナップチャットを知らなくても大丈夫。数週間前、わたしだってスナップチャットの事を知らなかった。説明できる若者を見つけてくれ。そうやってLil Kevが誕生したんだ。

ある日、練習が終わった後、カイリーとジョーダンがスナップチャットで遊んでいるのを見かけ、どんな風にそれを使うのか聞いた。彼らはよろこんで教えてくれた。わたしははじめてスマホをいじったおじいちゃんのような気持ちだったけれど。

プレーオフの直前、飛行機で移動している時、雑誌を読んでいると、ケヴィン・ラヴにそっくりな写真を見つけた。ひどいハワイアン・シャツを着ていた。それをスナップチャットへあげていった。最初はわたしのチームメイトや友人だけしかフォローしていなかったが、アカウントをパブリックに公開し、Lil Kevが誕生した。わたしは彼をどこへでも連れていった。クラブやクルマ、カウチでプレーオフを観たりさせていた。すぐにみんながLil KevのカスタマイズしたTシャツを送ってくれた。どのビデオの反応もすごかった。最初は驚いたが、なぜウケたのか、完全に納得ができた。キャブスのファンは素の私たちを観たかったんだ。




Lil Kevとスナップチャットは面白い。が、そのためにこれを描いているわけではない。それが急にわたしたちのチーム内の会話になった。次はLil Kevに何をさせる?彼はマスコット以上だった。みんな、彼の事を本物の人間のように話していた。もうわたしだけのものではなくなったのだ。わたしはただスターであるLil Kevの媒体だった。

今、わたしはコンピューターの前で、明日の夜は、わたしのキャリアの中でも1番大きな試合で、もしかしたらキャブスの歴史にとっても1番大きな試合だ。リラックスできずにせかついてしまう。わたしが考えられるのは木曜日のQ(キャブスのホームコートの名称)の歓声だけだ。今シーズン最後のホームゲームだ。

Lil Kevとスナップチャットは楽しい。わたしの事を知っている人は、わたしがSNSをする人間ではない事を知っている。わたしはおじさんで、ツイッターもしていない。インスタもない。それをどうすればいいのかわからないし、年のせいかもしれないが、アスリートとして、ソーシャルメディアで本当に伝えたい事をみんなに勘違いされずに伝える事がむずかしいのだ。他の人はわたしよりもその辺のバランス感覚がよいが、わたしにはムリだ。15年リーグにいて、今までのバスケ人生の中で、よくチーム化学について考えて来た。どうやってチームがひとつになる事ができるのだろうか?わたしはファイナルに行ったチームにもいたし、シーズン途中でプレーオフへ行けないのがわかってしまったチームにもいた。

わたしにとって、今シーズン、わたしのチームには物語性があった。1年中チームの不仲について聞いてきた。

レブロンとケヴィン。物語性があった。

カイリーのケガ。物語性があった。

新しいコーチ。物語性があった。

チームの仲が良くない。情報元はどこだ?

誰がわたしたちの物語を語っている?わたしたちではない。

確かにコーチの件はハデだったし、スランプもあった。ケガもあった。カリーは24試合も欠場していたが、MVPに値するプレーをしはじめた。リズムを掴むもうともがいて56勝へたどりついた。

他人が何を言おうがかまわない。だけど、その物語は本当のわたしたちの事を語ってはいない。シーズンの大半はそれで良かった。無視して、自分たちのグルーブを見つけようとしていた。

だからこのLil Kevが話題になったタイミングが興味深い。チームに何かが生まれはじめたレギュラーシーズンの終わりに、Lil Kevが誕生した。



変化は、ファーストラウンド直前に集まったレブロン家でのディナーの後に起こった。15人がレブロンの大きなダイニングテーブルに座った。食事中にレブロンが立ち上がって、部屋にいる全員を紹介した。それぞれが何をチームにもたらしているのか、それが優勝するためにどれだけ不可欠なものかを言っていった。それから彼は全員にギフトをあげた。何をもらったかは言わないが、大きなものではなかった。その日、みんなが自分たちがどれだけ幸運に恵まれているか気づかされた。レブロンは、「一丸にならなければ成し遂げられない。それが全てだ」と言った。彼は優勝を経験しているし、わたしたちは彼の言葉を聞きたかった。

アトランタをスイープした後、時間がたくさんあった。次のシリーズを戦うまでに仲間意識をつなげておくのが重要だった。だから、ケヴィンが自分の家にみんなをディナーへ呼んだ。チャニングとわたしは3時間前にケヴィンの家に行ってドリンクの棚を用意した後、地下室でダーツをやった。Lil Kevもいっしょだった。スナップもあげた。

ディナーの時、わたしたちは前の時と同じように次のシリーズをどうやって戦うかを話し合った。その時わたしは、仲間たちを誇りに思っていた。長いシーズンだった。わたしたちはいろいろな問題を乗り越えてここまで来た。

それで冗談ではじめたLil Kevが、それ以上の事になっていると気づいた。それは素のわたしたちを見せただけではなく、わたしたちチームを反映していたのだ。それでどうなったか知っている?チーム化学の質問がなくなって行ったんだ。

最も重要なことは、キャブスファンからのレスポンスだった。勝った後のスナップチャットへのメッセージは信じられないくらい熱烈なものだった。言っておこう、キャブスファンはワイルドだ。負けた後にスナップしない時は、スナップし続けてほしい、キャブスファンに大丈夫だと言って欲しい、スイッチが入っていると言って欲しいというメッセージが届いた。

わたしはもう若くはない。わたしは25でも30でもない。わたしは中心選手ではない。わたしは誰かの使命に乗っかっている。わたしが今年キャブスに来た時、わたしは自分のやるべき事をわかっていた。わたしはファイナルまで行くことがどれだけ大変な事か知っている。それを6試合目まで行ったんだ。わたしたちはこれをホームでプレー出来る事がどれだけ幸運か知っている。

トロントシリーズの第6戦の勝利の後で、クリーヴランドへ帰る機内でわたしとレブロンははす向かいで座っていた。わたしは宙をにらんで首を振っていた。レブロンが見ているのを気づいていなかった。レブロンは立ち上がってわたしの隣に座った。

「リチャード、わかっている」

わたしはまだ首を振っていた。

「リチャード、わかっている」

頭を振っている。何て言ったらいいのかわかならなかった。ちょっと感情的だった。

「あと4つだ。だろ?」

レブロンはわたしの旅路を知っていた。わたしが最初にNBAのファイナルへ行った時、彼はまだ高校生だった。



わたしはこれが終わったら、わたしにとってファイナルがどんなに重要な意味を持っているかレブロンに話すつもりだ。彼はこの街のために成し遂げようとしている。彼はわたしにとって優勝がどれだけの意味を持っているか知っている。あなたがレブロンのファンかどうかなんて知らない。レブロンのような人物をわたしは見た事がない。彼のように、「オレについてくれば、優勝まで連れていってやる」というメッセージを、言葉ではなく行動で示している選手は見た事がない。今までプレーしてきた選手は誰もやっていなかった。レブロンは、彼のために自分もやらなくてはと思えるリーダーだ。わたしたちみんな、彼には借りがある。

By RIchard Jefferson


-via the Players’ Tribune
-photo the Players’ Tribune

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