八村塁選手が活躍しそうな気がする

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ウィザースが、はじめてフルコンタクトのスクリメイジをした後、八村塁がラッセル・ウェストブルックについて、「はじめに気づいたのは、彼はすばらしいリーダーだということだ。彼はヘッドコーチのようだった。彼はいつも私たちと話している。…彼は実際に私たちのエナジーを変えた」と話しました。

どうやらこの発言の裏には、ウェストブルックとのはじめての練習があったようです。

トレードされて一週間もウィザースにも満たないウェストブルックは、スクリメイジで八村がボールを持つたびに「アグレッシブに行け!」とずっと叫んでいたそうです。それが八村にポジティブな影響を与えたようで、トラフックで強烈なダンクを叩きつけたそうです(見たい)。ウェストブルックは確実に八村のエナジーを変えています。ウェストブルックは八村を何度も「Bad Motherfucker」と呼んでいたとのことです。

ウェストブルックが八村選手にアグレッシブに行けと言ったのはさすがに良く見ているな、と思いました。ウィザースは八村にはドラフトしてからずっと敵対心を持つように言っていたそうで、スコット・ブルックスとブラッドリー・ビールは何度も彼にリムで強く終わるように言っていたようです。しかし、プレシーズンの試合を見る限り、ウェストブルックに感化されたのかわかりませんが、八村選手は今までよりアグレッシブに変わったように見えます。メンタルの強さがプレーに出てきたのではないでしょうか。今シーズンは、ラスのように相手を蹴散らすダンクも見れるかもしれません。

また見違えたのが、「強さ」です。体がかなり強くなったのではないかと思えます。今年は筋肉を10ポンドつけて帰ってきたようですが、それに加え下半身もより強くなったように見受けられます。八村選手もそのことは実感しているようで、「私は強い体を持っている。マッチアップに順応できる。1Qでしたようにインサイドに多くいた」と言い、「マッチアップ次第とゲームのフィール次第で多くのことができる」と加えています。八村選手は体と精神面での両方の強さを得たのではないでしょうか。

また、The Athleticのフレッド・カッツによれば、ウィザースが今シーズン八村選手にオフェンスで求めることは、スリーを撃つ、ゴール下の得点、フリースローを増やす、だそうです。

八村選手は、ウェストブルック、ビール、バータンスと一緒にプレーした時、オフェンスでは4つめのオプションになります。2020年のバスケットボールで、3~4番目のオフションの選手はミッドレンジに頼れません。特にウェストブルックとビールがミッドレンジを多く撃つでしょうし、彼らのオフェンス力を活かすために、八村選手はスリーを撃ってスペースをつくらないといけません。

ヘッドコーチのスコット・ブルックスは、「ミドルレンジが彼のコンフォートエリアだから、そこ(スリーポイントラインの2フィート内側に多くいた」的なことを言っていましたがが、今年はスリーもアークをかけて改善されているようです。プレシーズンではスリーを4本中3本決めました。ルーキーのアヴディアも八村選手が練習でスリーを決めていると言っていました。

そして、プレシーズンでは、得意のミッドレンジで楽をしようとするのではなく、ポジションを争いをしてローポストから攻める気持ちが伝わってきました。昨シーズンはゴール下はまだ体ができていなかったので屈強のNBAのビックたちとは戦えませんでしたが、強くなった今シーズンはインサイドも十分に通用するのではないでしょうか。しかし、プレシーズンのネッツ戦では、スウィッチしてきたガードのカイリーやディンウィディーをポストへ押し込んでダンクを決めていました

また、スコット・ブルックスは、八村にもっとフリースローを得てほしいと思っているそうです。しかし「場合によっては若い選手はそれに4~5年かかる時もある」とも。

インサイドを攻めればファウルをもらえる場面も増えると思います。昨シーズンのFTAは2.9でした。FT%は.829だったので、フリースローが増えればウィザースも楽に点を取れますね。

話はプレシーズンに戻りますが、いきなりケヴィン・デュラントとマッチアップしていたのを見て胸がアツくなりました。日本人選手がKDとマッチアップします?しかもKD相手にダンクをかますなんて…

まだラッセル・ウェストブルックとのデビューはまだですが、日本人選手がウェストブルックと練習したりゲームをしたり、彼のためにスペースをつくったりと、かなりヤバイですね。

そんなこんなで今シーズンは新しいリーダーのウェストブルックの元、確実にメンタルも強くなり活躍の期待も高まります。ぜひ八村には試合でアグレッシブに「Bad Matherfucker」になって、2年目のジンクスを蹴散らして欲しいです。

「Bad Matherfucker」と言えば、サミュエル・L・ジャクソン!

 


参考サイト:Rui Hachimura’s comfort grows even in Wizards’ preseason loss to Nets
サムネイル画像:Photo by Sarah Stier / Getty Images