ハーデンのトレードが2倍おもしろくなるまとめ

Browse By

とつぜんのジェームズ・ハーデンのトレード要求からおよそ2ヶ月… 振り返ってみればあっと言う間&突然終わった感じがします。

ハーデンのトレード要求からトレードまでの2ヶ月間を振り返るために、日々追っていたハーデンのニュースのデータを時系列でまとめてみました。どのタイミングでチームがメディアを使いだしたか、どこでシクサーズやヒートと交渉があったのか、シーズン中に何があったのか…等、こうしてまとめて見ると、たくさんのチームや選手たちを巻き込んでのなかなか壮大なドラマになっています。

10/29

それはロケッツのコーチ探しからはじまっていたようです。ハーデンとウェストブルックはタイ・ルーを希望していましたが…

 

11/11

何やら不穏なレポートが出てきました。

 

11/12

そして、ハーデンは球団からの電話に出ないというレポートが出てきました。雲行きが怪しくなってきました。

 

そして、ウェストブルックとの不仲説も出てきました… 1日でこれだけネタがあるチームも珍しい…

 

11/15

早くもロケッツとネッツがトレード交渉開始!ハーデンのトレード希望先はネッツ!

 

そして、ハーデンだけではなく、ウェストブルックもロケッツから出て行きたいレポートも出てきました。元MVP選手2人が出ていきたがっているとは相当大きな何かがありそうです。それは次第に明らかになっていくのですが…

 

11/16

ハーデンは秋からKDとアーヴィンと組む話をしていたようです。ここまで具体的な話が出てくると、どうやらレポートは本当だったようです。

 

1/17

元ロケッツのGMでハーデンを愛してやまないのダリル・モリーがプレジデントになったシクサーズも話に絡んできました。

 

ハーデンがロケッツとのマックス契約延長を拒否。これはハーデンは本気ですね。

 

ハーデンがロケッツでは優勝できない思っているとのレポートも。

 

11/18

ロケッツとネッツのトレード締結間近!?

 

いやいや、そんな簡単にはいきません。今まではハーデンサイドから出てきたレポートが中心でしたが、噂が出て1週間、やっとロケッツサイドからのレポートも出てきました。

 

11/20

ロケッツの狙いが次第にわかってきました。ハーデンを出すなら、その見返りとして有望な若手と山の様なドラフト指名権が欲しいそうです。

そして、FA解禁があり、サンクスギビング休暇に入ったため、NBAニュースも一旦落ち着きます。

 

12/1

ロケッツが焦ってトレードはしないというスタンスを明らかにします。弱みを見せないメッセージを発信しているという事は交渉はしているってことですよね。

 

12/2

KDが初めてハーデンのトレードについて話ました。

 

12/3

ハーデンのトレード噂で持ちきりの中、先にロケッツから出れたのはウェストブルックの方でした。ロケッツはウィザースと、ウェストブルックとジョン・ウォールをトレード。ウェストブルックが問題としていたのは、チームのカルチャーと責任感のなさでした。

 

しかし、ロケッツはすぐにハーデンをトレードするつもりはないとの事。これだけトレードするつもりがないと言っているのは相手チームから出来るだけアセットを得ようとしているからでしょう。逆に言えば、ネッツもあまり乗ってきていないのかもしれません。

 

12/4

事態は悪化します。ハーデンがトレーニングキャンプに行かない!?

 

しかも、キャンプをぶっちして、アトランタでおこなわれていた友人のラッパーの誕生日パーティーに参加。大勢の人がいる中でマスクをしていないのも問題になりました。

 

12/7

ロケッツに加入したウォールが、ハーデンについて話ました。この時はまださすがにポジティブですね。

 

しかし、ハーデンはアトランタの翌日キャンプのためにヒューストンへ戻るどころか、ベガスに飛んでストリップクラブに行っていたようです。

 

12/8

ハーデンのベガスでのレポートが大きなニュースに。

 

NBA選手はパーティーに行ったり不要不急の外出は禁止されていますが、NBA的にはハーデンはまだマーケット(ヒューストン)に入っていないので、プロトコル違反にはならいとの見解。グレーゾーンですね。

ザック・ロウもハーデンについてのリーグ内の声をレポート。

 

12/9

ハーデンがヒューストン入り。トレード希望先の詳細が出てきました。

 

CNBCに出演したティルマンがハーデンのトレード要求に対して発言。

 

ハーデンがロケッツにトレード要求をしたのはこれで3度目だったそうです。このレポートからロケッツとハーデンの関係がどうだったのか出はじめてきます。

 

12/10

ハーデンのトレードが加速していきます。トレード希望先追加、その理由、内情など。ここまで希望先はネッツ、シクサーズ、バックス、ヒートです。

 

12/11

ハーデンのわがままぶりがどうだったのかの記事が出てきました。ロケッツがダメージコントロールに力を入れてきているようですね。それまではハーデンがロケッツから出ていきたいのは理解できると言ったようなロケッツ球団へのネガティブな意見が多かったですが、これにより一気に流れが変わりました。ハーデンがキャンプに来ずに遊びまわっていたのもその大きな理由ですが…

トレード騒動もここまで1ヶ月。

 

ウォールのスタンスにも変化が…

 

そんな中、ヒートのジミーが…

 

それに対するジミーの説明:

(12/12~15はお休みだったので、省略します)

 

12/16

いろいろありますが、ハーデンは試合には休まずに出るそうです。

 

ハーデンのトレード情報最新:あまり進んでいないようです。

 

12/17

ハーデンのわがままぶりの記事が再度出てきました

 

そして、ハーデンのはじめての記者会見。メディアで話すのはバブル以来初です。

 

ハーデンはGMと会話はしていないと話ました。関係は修復しなそうですね。ここまでメディアで出てきてしまえば当たり前と言えば当たり前ですが…

 

ハーデンはまだトレード希望

 

12/18

ロケッツがトレード交渉の幅を広げているようです。

 

シクサーズはベン・シモンズをトレードパッケージに含めているとの情報が!

 

しかしシクサーズのプレジデントでハーデンを愛してやまないダリル・モリーはシモンズの噂を否定。

 

ヒートとの交渉もうまく行っていないようです。ロケッツの要求は高そうです。

 

プレシーズンの試合にハーデンが出場。開幕までもう少しです。

 

12/19

GMへの聞き取り調査では、まだハーデンがリーグのベストSG

 

ロケッツは3つ目のチームがいないとトレードが厳しいとわかったようです。このシーズン開幕前後は、どのチームもチームがどうなのかの静観期間です。あまり動きはなさそうですが…

 

12/21

トレードではじめてセルティクスとラプターズの名前があがってきます。

 

12/22

ここに来てヒートがハーデンのトレード交渉打ち切り!ロケッツはレバレッジを1つ失いましたが、忍耐強く妥協はしません。

 

ハーデンも妥協はしない様子です。

 

シクサーズの動きも出てきました。水面下ではいろいろあるようです。

 

12/24

ハーデンがまたストリップクラブに行っていたとのレポートが。ハーデンは、クラブには行っていたけど、ストリップクラブではないと否定(笑)NBAのプロトコル違反をしていたことに変わりありません。

 

ハーデンは夏にコロナにかかっていたそうで、抗体があると思われます。そのため彼はパーティーやクラブでマスクをしていなかったのではないかとの事。アズマ持ちなので重症化しなくて良かったですね。

 

12/25

いよいよNBAシーズン開幕。しかし、ハーデンはクラブの一件でNBAから隔離措置を課せられました。しかし、コロナでロケッツの試合自体も延期。

 

なかなかトレードが進まないので、ハーデンがトレード希望席にセルティクスとブレイザースを加えました。早くロケッツから出て行きたいようです。

 

ブレイザースの名前があがった理由です。

 

いろいろな情報が飛び交います。ロケッツもトレード交渉を広げているのが伝わってきます。

 

12/27

ハーデンがシーズンデビュー!

 

ロケッツは忍耐強く耐えています。シーズンが進めば進むほどロケッツが交渉で不利になるため、妥協しないという他チームへのメッセージですね。

 

12/29

ハーデンのトレード希望先のシクサーズが調子良すぎてハーデンはいらないかも…

 

ブレイザースもそこまでハーデンを欲しくはないようです。

 

そして、ネッツのトレードパッケージの1人として考えられていたディンウィディーがケガでシーズン全休に。

ESPN ザック・ロウ:
ディンウィディーのケガはネッツのハーデン獲得能力を良くも悪くもしていない。…ハッキリさせよう。私は彼らが全くと言っていいほど交渉はしていないとは感じていない。ネッツがシーズンを良くスタートしたので、彼らは”なぜこれを崩すんだ?”と考えているのかもしれない

ここから年末~新年にかけてニュースが落ち着きます。シーズンがはじまり、NBA全体が自分のチームの様子見でしょう。ここでヒートやネッツがヤバければ、トレードの話が一気に進むかもしれません。

 

1/6

ハーデンがトレード希望先にあげていたヒートがハーデンのトレードに動いているようです。ヒートはトレード交渉から引き下がったと思われていましたが、少なくともまだ両チームは連絡を取り合っているようです。

 

策士パット・ライリー。ヒートはハーデンのトレードが終わった一ヶ月前に交渉はやめていたとのこと。それが本当であれば、ちょうどこのあたりでハーデンから手を引いたことになります。

 

1/10

ハーデンが、ロケッツのチームに期待をしているかのような発言。気が変わったのか…!?

 

11/12

成績が悪く、ある程度ウィザースの実力がわかって来て、今シーズン優勝はないであろうウィザースは今最高値で売れるブラッドリー・ビールをはたしてトレードするべきか?との議論がはじまりました。ビールはどんなスタイルにもすぐにフィットするので、ボールが手元になければいけないハーデンよりも良いかもしれない… ロケッツに競合が出てきました。

 

11/13

ハーデンのコンディションは大丈夫でしょうか?なかなかトレードされないストレスでやけ食いしてしまったのでしょうか?

 

最悪のタイミングでハーデンのレストランがヒューストンにオープン。

 

レイカーズに負けた後の記者会見で、ハーデンが爆弾発言を投下!このチームでは優勝できない、この問題が解決されるかわからない、と言って会見を去っていきました。

後からわかったことですが、ハーデンはこの日のレイカーズ戦の前に、ネッツとのトレードがほぼ決だと聞いていたそうです。

ジェームズ・ハーデン:

「私たちはただ良くないだけだ。私たちはただ ー 良くないんだ ー ケミストリーもだし、才能もだし、ただすべてがだ。それがハッキリしていた。私が言ったように、この数試合は、彼らは試合開始から、彼らはただアグレッシブだった。ベテランチームなのは明らかで、優勝チームで、リーグのベストチームの内のひとつだ」

「この街を愛している。私は本当にできる限りのことをして来た。このシチュエーションはクレイジーだ。これは直せるものだとは思えない。そう、サンクス」

カゥズンズがハーデンに対して:

「リスペクトがないのは明らかだ… ハーデンのリスペクトがないのはどのインタビューのだいぶ前から始まっていた。トレーニングキャンプへのアプローチ、彼の現れ方、コートの外での悪ふざけ ー リスペクトはずっと前からなかった。これは昨夜急に始まったことではない。彼が球団や状況についてどのように感じてもいいが、このふざけた事につきあわされる私たちとしては、まったくフェアではない。私たちは彼に何もしていない」

 

1/14

ハーデンの記者会見を受けてロケッツが焦っている様子が伝わってきますね。

 

ハーデンの記者会見を受けて、HCのサイラスはハーデンなしでチームミーティングを開き、選手達に思ったことを言わせたそうです。ウォールもカゥズンズもハーデンのコミットメントと責任感の重要性について話をしたそうです。ウェストブルックが訴えていたことと同じような内容だったとの事。テイトによると、そのミーティングで選手たちは「一線を引いた」そうです。

そしてサイラスは、ハーデンに練習を来ないようにさせたそうです。スパーズ戦のための移動にも試合にも参加させないつもりだったそうです。

サイラス:「ジェームズとチームにとっては今日彼は練習に来ないのがベストだ。NBAチームではみんな全員がお互いにコミットしていて欲しい」

これは、ハーデンのトレードが近いことをわかっていたロケッツが、ハーデンに練習や試合でケガをさせないようにして抑えていたのでしょう。

そして、ついにハーデンのトレードが!

 

ハーデンにはエージェントがいなかったので、ワッサーマン(エージェンシー)を指名してトレードにあたらせていたそうです。ワッサーマンはウェストブルックのエージェントでもあり、ウェストブルックのトレードでロケッツとも良く働いていました。

 

シクサーズはシモンズを取れたら取れていたとのことです。モリーがハーデンのトレードをプッシュしていたため、それがロケッツのレバレッジになり、ネッツから最大リターンを引き出せたと言われています。

同時にセルティクスも最後まで争っていたようです。トレードの後、GMのダニー・エインジは最近は交渉はしていなかったと話ましたが、ロケッツからの情報だと、セルティクスは最後まで絡んでいて、条件次第では可能性もあったとのこと。

THE END.

(Photo by Sarah Stier/Getty Images)

 


サムネイル画像:Photo by Michael Reaves/Getty Images