チームUSAは東京オリンピックに来れるのか?

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東京オリンピックでのチームUSAのフランス戦が7/25日からはじまります。
そして、NBAファイナルズのゲーム7は7/22(アメリカ時間。日本では7/23の朝になるでしょうか)予定です。

ちょっとキツいスケジュールですが、NBAファイナルズに進出した選手は無事にオリンピックに参加できるのでしょうか?(7/23日の開会式には間に合いませんね)

物理的な制限とオリンピック規則が絡んできます。

例えば、チームUSAにレブロン(辞退ですかね?)、アンソニー・デイヴィス、ケヴィン・デュラント、カイリー・アーヴィン、ジェームズ・ハーデンが選ばれたとします。そして、NBAファイナルズがレイカーズ対ネッツになって、シリーズが第7戦までもつれた場合、この5人が翌日に東京に飛んで24日の夜から25の早朝に着いて、25日の試合に出れるのでしょうか。

時差もあるのでコンディションはとてもバスケをプレーできる状態ではなさそうです。試合に最速に出れるのは28日のイラン戦でしょうか。

仮にファイナルズがゲーム7まで行かなくても、入国時にコロナ隔離をするかなどの不確定要素が入ってきます。

東京に入ってから隔離期間が設けられるのか?
日本に入る前に国で数週間の隔離が必要になるのか?

隔離があった場合、このメンバーのチームUSAはフランス戦などのグループ戦を7人で戦わなくてはいけません。

男子アメリカ代表のマネージング・ディレクターのジェリー・コランジェロが言うように、オンピックがはじまってもロスターを変えられればいいのですが、今のところ、ロスター変更は禁止されています。

東京オリンピックの各国代表の12人のロスター提出締め切りは、ふつうは開催の3週間前だそうです。それはだいたい7/4あたりになり、そこで提出されたロスターが最終ロスターになります。

その頃はNBAではカンファレンス・ファイナルが始まったか終わったかのような状況で、アメリカバスケ協会は、誰がファイナルへ行くのかわからない状態で代表12人の選考を終わらせなければいけなくなりそうです。

仮に今日(2/13時点)の成績でカンファレンス・ファイナルを順位通りにやると、
イーストはシクサーズ対バックス
ウェストはジャズ対レイカーズになります。

これらのチームのロスターの中でUSA代表候補は
クリス・ミドルトン
ドノヴァン・ミッチェル
レブロン・ジェームズ
アンソニー・デイヴィスでしょうか。

レブロンやADはリーグトップ選手ですが、USAの代表チームとなると、スロベニアのルカのような唯一無二の存在という訳でもありません。レブロンは以前に代表は引退するなどの発言もしていたし、ケガがちのADも2年連続ファイナルへ行って疲れも溜まっているでしょうし、オリンピックには出ない方がいいのかもしれません。

そう考えると、アメリカバスケ協会は、オリンピックのグループ戦で選手が欠けて不利にならないように、ファイナルズ進出チームからの選手を代表から外すことも考えられます。

その場合、カンファレンス・ファイナルに行けなそうなチームの中から最終候補に残っている選手を選びます。おそらく、カリー、リラード、テイタム、ブラウン(セルティクスは行けるかもしれないと思っています。TPEをどう使うか次第?)、ヘイワード、ターナー、アデバヨ、ブッカー、イングラム、オラディポ、ウェストブルック、ビール、ドラモンドあたりが候補になるでしょうか。これだけでも余裕で世界最強の12人が選べてしまいますね。最終候補にマギーが残ってKATが残らなかったのは謎ですが…

 

また、チームUSAは東京オリンピック前に、ベガスでバブル的なトレーニングキャンプ&エクシビションゲーム(オーストラリア/スペインとの)を検討しているようです。プレーオフの裏でエキシビションゲームをするつもりなのかもしれまsねん。そう考えるとますますファイナルへ行く選手抜きの選考になりそうです。

 

また、代表問題はアメリカだけではありません。NBAで活躍している多くの海外選手が自国代表に選出されており(予想)、それらの国もどうするか判断しなければいけません。

中には、6月のオリンピック予選を戦わなくてはいけない国もあります。予選は6/29~7/4になりそうですが、その頃ははヤニス(ギリシャ代表)やヨキッチ(セルビア代表)、ルカ(スロバニア代表)はプレーオフで戦っているかもしれません。特にギリシャはヤニス抜きでは予選通過はツラいのではないでしょうか。カナダ代表のヘッドコーチのニック・ナースもうまく行けばラプターズでプレーオフの指揮をとっているかもしれないので、代表コーチができなくなります。

プレーオフで勝ち進みそうなチーム所属の海外の代表選手たち:

● ベン・シモンズ(オーストラリア代表)
● マティス・サイブル(オーストラリア代表)
● ジョー・イングルス(オーストラリア代表)

● ジャマル・マリー(カナダ代表)
● トリスタン・トンプソン(カナダ代表)
● ケリー・オリニク(カナダ代表)
● ドワイト・パウェル(カナダ代表)

● ヤニス・アテトクンボ(ギリシャ代表)

● マーク・ガソル(スペイン代表)
● サージ・イバカ(スペイン代表)

● ルーディー・ゴベアー(フランス代表)
● ニック・バトゥーム(フランス代表)

● ルカ・ドンチッチ(スロベニア)

● ニコラ・ヨキッチ(セルビア)

これだけの選手が関わってくるので、今回の東京オリンピックに限ってはロスター変更3人まで可能とか、ロスター決定は1週間前までOKだとかの臨機応変な措置をとって欲しいですね。コランジェロもIOCには掛け合っているようですが、IOCのバッハさんとJOC新会長パワーでなんとかならないでしょうか。または、最大スポンサーのNBCがIOCに働きかければ一発解決かもしれません。

それができなければ、日本だけでなく世界のファンたちはベストなチームUSAを東京で見れなそうです。


参考サイト:Will NBA players be at the Tokyo Olympics?
サムネイル画像:Photo by USA Basketball