レイカーズ対ウォリアーズ戦の見どころ:ザック・ロウ&JVG!

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元ニックスとロケッツのヘッドコーチで、現在ESPNの解説者でもあるジェフ・ヴァン・ガンディーが、ザック・ロウのポッドで、明日のレイカーズ対ウォリアーズ戦の見どころなどを語っていたので紹介します。

 この試合は、NBAでもっとも数字を稼ぐ2チームの対戦です。そして、レブロン対カリー、ビック対スモール、リバウンドの取り合いなどの見どころが多いですが、JVGはどんなところが気になっているのでしょうか?

まずは、レイカーズ対ウォリアーズのマッチアップから。

ウォリアーズとレイカーズは似ている

  • レイカーズは、オフェンスが24位で、ディフェンスが1位
  • ウォリアーズは、オフェンスがは20位、ディフェンスが5位

レブロンやカリーらのリーグ屈指のハイパワーオフェンスがあったとしても、両チームともにディフェンシブチームです。

そして、さらに同じような数字があります。

  • レブロンとADは、100ポゼッションで+11
  • カリーとドレイモンド(ワイズなし)は、100ポゼッションで+11.5

このように、両チームともにトップ2選手が入るコンビネーションが同じくらいの破壊力を持っています。

レギュラーシーズンでの対戦ではレイカーズが2勝1敗ですが、両チームともケガで出ていない選手やバイアウトでの新加入の選手がいるので、あまり参考にはならないでしょう。(シーズン終盤でワイズとウーブレがいなくなって調子があがったウォリアーズと、ドラモンドやマクレモアが加入したレイカーズの対戦はまだありません)

JVGが注目するポイント:レイカーズのディフェンス/ウォリアーズのオフェンスについて

ステフ・カリーはオフボールの動きもスマートなので守りきることはできません。相手チームはカリーの動きに過剰反応しますが、それが他の選手のレイアップにつながるとのこと。JVGは、もし自分だったら、カリーよりもまずそのレイアップをどう止めるかとドレイモンドをどう守るか考えるそうです。ドレイモンドは、ハイポストとローポストの2つのエリアでスコアリングパスをさばきます。ドレイモンドが、オープンになったカリーや相手守備のミスを見つけて出すパスがレイアップにつながると考えているので、グリーンをどう守るかがポイントになると見ているそうです。

また、レイカーズは、レギュラーシーズンではカリーをよく守っていて、カリーのレイカーズ戦の2PTのFGは42%、3PTのFGは35%だそうです。レイカーズのガードのシュルーダーとカルーソはカリーに良い仕事をしていているそうです。ウェス・マシューも最後に調子が出てきたのもプラスです。KCPもいますし、カリーにいろいろな選手をぶつけられます。プレーオフのようにフィジカルに守ることも考えられます。

基本的に、レイカーズのディフェンスにはサイズと規律があり、ADとレブロンがいないにも関わらず、シーズンをディフェンス1位で終えれるような力があります。レイカーズにはベテランが多く、彼らはスマートなので、ウォリアーズのランダムな動きに対応できるので、ウォリアーズはグリズリーズのような若く経験のないチームよりもオープンになるのが大変になるだろうとのことです。ザックも、レイカーズのサイズを動かさずにウォリアーズの勝利はないと言っていました。

他にJVGが言っていたことは:

  • プレーオフではサイズと多様性が必要
  • ディフェンスには組み込むスキームよりもコミットメントの方が重要。レイカーズのヴォーゲルは選手たちにディフェンスにコミットさせることができている。
  • サマーリーグはレギュラーシーズンに意味はなく、レギュラーシーズンはプレーオフに意味がなく、プレーオフはファイナルズで意味がないことを学んだ。

ザック・ロウは、ルーニーがさがるとウォリアーズはダイナミックになると言っています。ベイズのスリーが40.8%で、JTAはいい選手でスリーは40.2%。ウォリアーズがスモールになると、ドラモンドとハレルには大変になり、ADが長い時間5になるのではないかと予想しています。

おそらく試合開始のマッチアップでは、ADがドレイモンドについて、カリーにブリッツしたり、ドレイモンドのしたり、カリーとドレイモンドを封印してくるのではないでしょうか。ウィギンスやベイズのスリーがどこまで決まるか、レイカーズはヘルプローテーションをどこまでうまくできるかが鍵になりそうです。

 

レイカーズのオフェンス/ウォリアーズのディフェンスについて

JVGが気になっているポイントをいろいろあげていました。

  • ADとドラモンドをどう守備の良いドレイモンドに対して使うのか
  • レイカーズにはガソルもハレルもいるので、誰が5に入るのか
  • ウォリアーズはどうADのフェイスアップをどう守るのか。ADが爆発する前に、ADの手からボールをどれだけ早く離させるか
  • レイカーズはシュートが良いチームではない(スリー%は21位)
  • 主力のレブロン、シュルーダー、カルーソもケガやプロトコルから復帰してあまりプレーをしていない
  • レブロンのレイアップとドラモンド・ダンクを止められるか

 

ドラモンドのオフェンシブ・リバウンド力とウォリアーズのチームリバウンド力も注目するべき大事なポイントです。ウォリアーズのディフェンシブ・リバウンドはリーグで27位と弱いので、サイズがあるレイカーズからリバウンドを守れるのでしょうか。

こうなると、ウォリアーズはどこまで我慢してスモールに行くのか気になります。急いでスモールに行ってオフェンスリバウンドで破壊されてしまうこともあり得ます。JVGは、カーはドレイモンドをドラモンドにマッチアップさせ、ルーニーをガソルの時間に合わせるかもしれないとも言っていました。

また、ウォリアーズはファウルの多さではリーグ2位です。フリースローを多く与えてしまうのもウォリアーズの課題ですが、グリーンがファウルトラブルになるのも問題です。そうなると、ウォリアーズにとってきつい試合展開になるでしょう。

JVGにとって、エリミネーションゲームでは確率がものを言うので、いかに確率が高いオフェンスをデナイできるか、いかに確率が高いオフェンスをできるかにかかっているそうです。そのため、外の確率が低いレイカーズ相手には、ADの手からいかにボールを離させるかがポイントになるそうです。

レブロンはレブロンなので、通用する戦術はないとのこと。チェスマスターのようにゲームをコントロールをし、また、レブロンがポストアップをどれだけいつやるのかも気になっているようです。

ザックによると、レイカーズはペイサーズ戦では、ADがスポットアップしてレブロンとドラモンドのスプレッドPnRをよくしていたそうです。このレブロンのPnRのに試合序盤で対応できないと、ウォリアーズにとっては厳しい48分になるでしょう。

 

ザックとJVGの試合結果予想

JVGは何度もカリーとウォリアーズをリスペクトするが、レイカーズが勝つと言っています。ザックも、レイカーズが勝たなければショックだと言っていました。

  • ザックの予想 :108対103でレイカーズ
  • JVGの予想:大勝でレイカーズ。

JVG:「レイカーズはディフェンスが良いので、(プレーインで)2回負けるとは思わない」

ザック:「この試合は、プレーオフのゲーム3よりも盛り上がるのではないか」

このレイカーズ対ウォリアーズ戦にはプレーオフがかかっています。7位になれば、ジャズ、クリッパーズを避けることができるので、特に連覇を狙うレイカーズのモチベーションは高くなっているのではないでしょうか。そんなプレッシャーがかかっている試合で、レブロン対カリー、ビック対スモール、リバウンドの取り合いなどの戦い、それにザックやJVGの言うようなポイント、相手チームの弱点をどちらのチームが先につくことができるか等の視点から試合を見ても面白いと思います。

 


参考:Lowe Post
サムネイル画像:Photo by Noah Graham/NBAE via Getty Images