ブレイザースのニール・オルシェイの調査

Browse By

ブレイザースが、バスケットボール・オペレーションのプレジデントのニール・オルシェイの調査をはじめました。部下や従業員にいじめや脅しや冒涜的な言葉を浴びせて有害な職場環境をつくった疑惑があるそうです。

現在、球団は弁護士事務所を雇って、従業員やフロントの人たちにインタビューをしています。調査は11/5に終わるはずだったそうですが、60人以上に聞き取りしているため時間がかかっているようです。調査の結果はオーナーのジョディー・アレンに提出され、その後オルシェイの処遇を決めるそうです

当のオルシェイも自分がひどく短気なことをわかっているそうです。2012年にヘッドコーチを選ぶ時も、本当はマイク・マローンに興味があったけれど、マローンと絶対に衝突する(本人曰く殺し合いになる)のがわかっていたので、そうならなそうなテリー・ストッツに決めたそうです。

オルシェイが2012年にブレイザースに来てから、記者たちは記者会見でもいじめ行為を近くで見てきたそうです。ザ・オレゴニアン紙のジョン・カンザノ記者は、オルシェイがゴルフをした記事を書いたら脇に連れ出されて、お前のメディアのパスを取り上げると脅し、お前とは二度と話さないと激しく言われたそうです。

ジョン・カンザノ:

それはなぜかと言うと、ゴルフをしていたら彼が怠けているように見られるからだそうだ。私が「(記事の)内容は間違っているか?」と聞いたら、「Fuck you」と返された。彼の元で働くなんて想像できない。

球団内では、従業員はタイミングが悪いと怒られるので、オルシェイの機嫌の天候予想をしている状態だったそうです。また、ある従業員はオルシェイのことを根っからのイヤなヤツだ言っています。気分屋で短気で言葉の暴力がひどいだけではなく、「ニールは執念深く、声をあげると復讐されると恐れている人もいる」と言っている人もいるので、性格も悪そうです。

ある従業員は、オルシェイを通さずにビジネス・オペレーションのプレジデントのマクゴワンに、ビジネス・オペレーション側で働けないかと聞いたのがバレて、激昂され、このリーグで2度と働けないようにしてやると脅されたそうです。

このリーグで働けないようにしてやるは、オルシェイが良く使っていた言葉のようで、元NBA選手でブレイザースでも働いていたことがあるダン・ディッカウも同じことを言われたそうです。

ディッカウはNBAを引退した後、大学かブレイザースで働くか迷っていたそうです。できればブレイザースで働きたかったそうですが、一度オルシェイと話した後、なかなかブレイザースから連絡が来ませんでした。そのまま待っていると大学での仕事の方も危なくなりそうだったので、どうなっているか球団に確認の連絡したそうです。するとその後、オルシェイから怒りの電話を受けて、後ろでこそこそするな、二度とリーグで働けないようにしてやる!と怒鳴られたそうです。

また、その時に「お前ら元選手は怠け者だから働けない」とか、オフシーズンで誰も練習場にいなくても「そこで横になっていろ」とか言われていたので、今回のオルシェイのパワハラニュースには驚きはないそうです。

そして、ディッカウは、ブレイザースがデミアン・リラードをドラフトでとったのは、インテリムGMだったチャッド・ブキャナンが狙っていたからだと明かしました。ブキャナンはジェラルド・ウォレスをネッツの1巡目指名権とトレードして、その指名権をリラードに使うつもりだったそうです。その後、GMに就任したオルシェイがそのままリラードを指名したようです。

他にもオルシェイについてこんなことを言っている人たちがいます。

  • 何人かは仕事を辞めたり心理的トラウマになったりした
  • ニールは悪夢だ。辞めたけど、今はとてもハッピーだ
  • メディアを常にいじめていた
  • ポール・アレンが2018年に亡くなってから、契約延長を画して権力を手にして、デミアン・リラードのプライムを浪費

オルシェイは2019年に契約延長をしていて、現在の契約が切れるのは2024年です。このまま首にすると球団は残りの契約金を払わなくてはいけません。しかし、もし今回の調査でオルシェイのパワハラが証明できれば、球団は残りの契約金を払わずに解雇できるかもしれないとの事。ブレイザースの狙いはここにあるのかもしれませんね。

このように、ブレイザースが2012年にオルシェイを雇ってからの10年間、球団内はずっとそんな状態だったようです。以前にも、オルシェイはメディアの質問を止めたり、ディフェンスがリーグでも29位だったのはロスターではなくコーチのせいだと公の場で責任をストッツになすりつけたりもしていたので、性格は悪いかなとも感じていました。うわべはチャーミングに見せることができるので、長い間騙されている人(ジョディーやファン)も多いのではないでしょうか。私も以前セミナーで見た時には「いい人そうだな」と思っていましたが騙されていたようです😭

もし、これらの疑惑が本当だった時、ジョディーにはオルシェイのお得意のことばを捨て台詞にして彼を解雇して欲しいです。

「もう二度とリーグで働けないようにしてやる」

SIのクリス・マニックスによると、次のブレイザースのプレジデントにはオレゴン出身で元セルティクスのプレジデントだったダニー・エインジにも候補に入るのではないかとの事です。


参考サイト:Trail Blazers GM Neil Olshey’s tired bully act should have been over long ago/Neil Olshey and his final flare of temper may be slowly burning out in Portland as Trail Blazers investigate his conduct/Sources: Trail Blazers president Neil Olshey allegedly created toxic workplace with bullying, intimidation/The Iso with Dan Dickau
サムネイル画像:Photo by Steph Chambers/Getty Images