アンドリュー・ウィンギンスのオールスター・スターター選出とウォリアーズのPRについて:

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アンドリュー・ウィギンスがオールスターのスターターに選ばれました。大方の予想では、ルーディー・ゴベアーかドレイモンド・グリーンだと言われていたので、意外な結果だったと思っている人も多いのではないでしょうか。しかし、結果はウィギンスがファン投票で2人に差をつけオールスターのスターターに滑り込みました。

オールスターのスターターはファン投票が50%、選手の投票が25%、メディアの投票が25%でカウントされ、その得票数字を次の式に当てはめて各カンファレンスのフロントコートの上位3人、バックコートの上位2人を選出します。

オーススター・スターターを割り出す式: (ファン投票順位 × 2 + 選手投票順位 + メディア投票順位)/4=総合スコア

ウィギンスはファン投票で3位/選手投票順位で5位/メディア投票が6位で、総合スコアは4.25。ウェストのフロントコート3位になりました。ちなみに4位はウィギンスのチームメイトのドレイモンド・グリーンで、スコアは4.75でした。

意外にも選手投票ではKATやADやエイトンよりも得票数が多く、選手たちからも今シーズンの活躍を評価されていました。ウルブスの元チームメイトのKATもウィギンスに投票したと言っていました。また、カワイやポール・ジョージ、アンソニー・デイヴィスらのフロントコートの人気選手がケガでいなかったのもウィギンスのオールスター・スターター選出に一役買ったと思います。

(ジャズのルーディー・ゴベアーはメディアに人気がありましたが、ファンから票をあまり得られませんでした)

でも、ウィギンスのいちばん大きな勝因は345万票を獲得したファン投票です。これはウェストのフロントコート3位になり、4位のポール・ジョージにおよそ6000万票の差をつけて勝っています。これだけ多くの票が得られたのは、単に彼がウォリアーズでプレーしているだけではなく、ウォリアーズのPRの賜物だったそうです。

The Athleticのアンソニー・スレイターによると、ウォリアーズのPRは、ウィギンスをオールスターにするために、K-POPの人気アーティストの力を借りていたそうです。

そのK-POPのアーティストはタイ人で名前はBamBam。BamBamはステフ・カリーのファンで、ウォリアーズのPRが関係を築いていたインフルエンサーのひとりだそうです。彼は今後ウォリアーズの本拠地のチェイス・センターでもライブをするようです。そして ウォリアーズのPRは、得票が2倍にブーストがかかる日を狙って、BamBamにウィギンスへの投票を呼びかけるツィートをするように頼みました。下がそのツィートです。

BamBam:「2022年をはじめるには最高の時だ!彼はベスト2Wayプレーヤーの中のひとりだ!ウィグスはオールスターに値する。アンドリュー・ウィギンスに投票して、彼を2022年のNBAオールスターに入れるんだ…そして、もうすぐみんなに会うことを楽しみにしている」

実際のところ、BamBamのおかげでポール・ジョージに6000万票差をつけられたのかはわかりませんが、彼のツィッターのフォロワーは961万人なので、そこそこ効果はあったのではないでしょうか。ウィギンスはカナダ人なので、カナダ人がより多く投票した可能性もあり得ます。いずれにせよ、ウォリアーズのPR戦略が功を奏したのは間違いなさそうです。

(カナダ代表でプレーするアンドリュー・ウィギンス Photo by Eduardo Verdugo/Associated Press)

ウィギンスもオールスター初選出でスターターに選ばれて嬉しそうです。試合前に昼寝から起きたら家族からオールスターのスターターに選ばれたニュースを聞かされて、「まだ夢を見ているのか?」と思ったそうです。せっかくここまで来たのですから、ウィギンスには2/20のオールスターゲームまでにケガをせずに、無事クリーブランドまでたどり着いて欲しいですね。特にコロナでプロトコルに入らないことを願います🙏