トレード特集 Prt.5:ラプターズ/ホーネッツ/セルティクス

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今回のトレード情報(2/4時点)は、現在イーストでプレーイン圏内でプレーオフ進出を争っているラプターズ、ホーネッツ、セルティクスです。セルティクスはヘルナンゴメスのトレードでタックス回避まであと少しのところまで来ましたが、その後の情報(タックス情報含む)をまとめました。

まずはイースト7位のラプターズからです。

トロント・ラプターズ

現在イースト7位。オフェンスは110.9と14位、ディフェンスは109.8で15位。ネット・レイティングは1.1でリーグ15位。攻守含め普通のチームです。しかし、538の予想はイースト8位でシーズンを終え、RAPTORでプレーオフ進出確率は66%、Eloでは71%と、プレーオフ進出争いに絡んできそうです。(2/4時点)

ラプターズの来シーズンのキャップは今のところ、ロッタリー選手、フルMLE、TPEを使っても12人(来年FAのドラギッチ、ブシェー、マカイルーク、渡邊選手、ボンガ抜き)でタックスまで約7億円なので、結局ミニマム契約を3人入れるとタックスぎりぎりです。例えMLEやTPEをフルで使わなくても、ドラギッチとのトレードで約15億円のサラリーのリターンがあればタックス超えてきそうです。サンダーの空いているサラリーキャップに1巡目指名権等ドラフトアセットをつけてダンプすれば話は別ですが、1巡目指名権は要求されるでしょう。

ちなみにラプターズはタックスまで約2680万円なので、こちらもトレードで出すサラリーよりも大きな契約は引き受けられません。また、約4.8億円のTPEがありますが、これもタックスが理由で使うとすれば夏になるでしょう。

ラプターズは今年の1巡目指名権も持っていますが、昨シーズンのようにタンクはせずに今シーズンは上を目指すのではないでしょうか。

フロントコートを強化したいようで、スパーズにヤコブ・ポートルの問い合わせをしたとのこと。ポートルへの問い合わせは多く、スパーズは大きなリターンを欲しがっているそうです。他にはロケッツにタイスについての問い合わせもしたようです。ペイサーズとはサボニスとシアカムのスワップも議論したそうです。

また、彼らにはチームに合流せずにマイアミで練習を続けているゴーラン・ドラギッチもいます。彼の契約は今シーズンいっぱいなので、今のうちに何かしらの資産に変えておいた方が良さそうです。地元紙によると、彼がトレードされるのはほぼ決まっているとのこと。プレジデントのマサイもカイル・ラウリーの置き土産を無駄にしたくはないのでしょう。

The Bleacher Reprotのジェイク・フィッシャーによると、ラプターズはドラギッチの切れる契約+1巡目指名権で戦力になる選手を探しているそうです。ジャズのイングルスやキャヴスのルビオの切れる契約と同じ扱いでサラリーリリーフとして使うためですね。

しかし、逆にドラギッチを他チームの不良資産やチームに合っていない選手とトレードすれば、相手チームから指名権を引き出せます。ラプターズは来シーズンキャップに約27億円近く余裕があり、仮にドラフトがロッタリー指名になってとしても、まだ約20億円近くお金を使えるので、それを使ってアセットを獲得するのです。うまく行けば1巡目指名権を得られるかもしれません。

このドラギッチのトレードでぱっと思いつくのは、ニックスのケンバ(サラリーマッチが大変そう)、ピストンズのオリニク(マグルーダーとセット)、サンダーのフェイヴァース(サンダーはサラリーリリーフは必要としていないか)、マジックのロペス(これもサラリーマッチできない)、キングスのバクリーやトンプソンあたりでしょうか。正直、そこまで不良債権化している選手はロケッツのウォールや今日(2/5)トレードされたクリッパーズのブレッドソーくらいしか思いつきません。

マブスのウィングで足の骨折をしてしまったティム・ハーダウェイと、ドラギッチ+来シーズンFAのクリス・ブシェーのトレードはどうでしょうか?

ブシェーは来シーズンFAですし、マブスも先週膝の痛みで試合を去ったポージンギスの控えとしてフロントコート強化につながります。また、ボールハンドラーでルカも同郷のドラギッチの加入はマブスにとってプラスです。ハーダウェイは今シーズン復帰できてもどこまで調子が戻るかわかりません。貴重なウィングがいなくなりますが、ジョッシュ・グリーンにチャンスを与えるつもりでトレードしてもいいかもです。強引ですね(汗)ラプターズもキャップを抑えられます。また、ハーダウェイのサラリーは年ごとに下がっていくので、彼がチームと合わなくてもその後のトレードは難しくないと思われます。

セルティクスのロバート・ウィリアムスの名前もあがっていますが、このポイズン・ピルのトレードをしてしまうと、セルティクスはタックスを回避するどころか逆にあがってしまので、この噂は実現しないでしょう。

上でも書いた通り、クリス・ブシェーが契約最後のシーズンでトレード候補です。同じビックのプレシャス・アチウワもケム・バーチも来シーズン以降契約しているので、彼の単体でのトレードもあるかもしれません。

我らが渡邊選手も契約は今年までです。サラリーフィラーでトレードパッケージに含められてトレード後にウェイブされなることがないように祈っています。でも、サラリーフィラーならラプターズはボンガの方を選ぶでしょうし、もし仮に相手が渡邊選手をわざわざパッケージに入れて欲しがるようならウェイブはしないと思います。

シャーロット・ホーネッツ

イースト8位で今シーズンもプレーイン圏内です。オフェンスは112.2でなんとリーグ5位!ディフェンスは112.4とリーグ26位と課題が残ります。ネットレイティングは-0.2でリーグ17位。538の予想ではイースト10位でシーズンを終え、プレーオフ進出確率はRAPTOR予想で44%、Eloでは61%です。守備をあげていけばチャンスはありそうです。(2/4時点)

マイルス・ブリッジスとコディー・マーティンの契約が今シーズンで切れます。ブリッジスはRFAですが、ホーネッツはラメロとも相性がいい彼をキープすると思います。マーティンは安いのでキープでしょう。

他には来シーズン契約がノンギャランティーのメイソン・プラムリーとイッシュ・スミスがトレード候補です。ウーブレも来シーズンの契約はノンギャランティーですが、6メンとして重要な役割を果たしているのでトレードはないでしょう。

センター不足が昨シーズンからの課題で、ペイサーズのターナーに興味があると言われています。ターナーを取るなら、サラリーマッチは契約が切れるプラムリー+PJ・ワシントンでいけますが、はたして有望な若手を臨んでいるペイサーズがワシントンで納得するのか微妙なところです。しかも、ホーネッツにはトレードに出せる近い1巡目指名権がありません。ニックスに出した1巡目指名権にプロテクションが2025年までかかっているため、最初に出せる1巡目指名権は2027年になっています。これはペイサーズにとってきついのではないでしょうか。

それなら、ペイサーズが去年狙っていたと言われているゴードン・ヘイワードを出すのが良さそうです。それならヘイワード ⇄ ターナー+来シーズン契約が切れるラムで行けます。また、ホーネッツにはブックナイトやカイ・ジョーンズらの有望な若手がいます。彼らもパッケージに含めて2027年のプロテクションを軽くすればペイサーズも納得してくれるのではないでしょうか。

ホーネッツは、GMのクパチャックが積極的な性格ではないためか、あまり大きく動いていないようでトレードの噂も出てきていません。

(ラメロ、ワシントン、ヘイワード Photo by Mark J. Rebilas-USA TODAY Sports)

ボストン・セルティクス

セルティクスは現在イースト9位で盛り返してきました。オフェンスは109.5でリーグ20位、ディフェンスは106.1でリーグ4位!ここまでホーネッツと逆です笑。ネット・レイティングは3.4でリーグ7位です。538の予想ではイースト6位でシーズンを終え、プレーオフ進出予想確率はRAPTORで84%、Eloでは79%になっています。タックス回避以外の目的でトレードしなくても大丈夫なように見えますが、どのような動きが出ているのでしょうか。(2/4時点)

前回の記事からの追加情報です)

セルティクスには約17億円のTPEもありますが、今のところ、最優先事項は戦力補強よりもタックス回避だそうです。

ヘルナンゴメスのトレードの後のセルティクスのタックスはどうなっているのかというと、タックス回避まで約8000万円のところまで来ています。これならキャッシュを払ってミニマム選手を引き取ってもらえばタックスを躱すことができます。

しかし、ジェイレン・ブラウンのオールスター選出のボーナスが入るとキャップに約1.4億円が加算されます。

ここでの問題はタイミングで、ブラウンがオールスターに選ばれるかわからない状態でトレードデットラインがあるかもしれないということです。選出された選手の誰かがオールスター直前でケガをしてしまい、コミッショナーのアダム・シルヴァーがブラウンを代理で選ぶ可能性もなきにしもあらずです。

また、ブラウンは65試合出場すればプラスで約4400万円のボーナスがあるようです。今のところ後4試合欠場したらボーナスなしになるペースで来ているようです。だからと言って、その楽観的予想でタックスを計算する訳にはいきません。まさかセルティクスもタックスのためにブラウンをわざと欠場にさせることはしないでしょうから、彼が65試合出場することを考慮にいれてタックスを考えるべきです。そうなるとタックスは約2,7億円オーバーになります。

セルティクスはこのトレード・デットラインで最低でも約3億円削る前提で動かなくてはいけません。

タックス回避でいちばん手取り早いのは約11.6億円のジョッシュ・リチャードソンを約6.6億円の選手に変えてしまうことです。またはデニス・シュルーダー+若手1人のパッケージで約半分のサラリーの選手と変えるのもありです。

そのためか。リチャードソンとシュルーダーが売りに出されているようです。リチャードソンのトレードにジャズの名前が上がり続けているそうです。

また、ブルズとシュルーダー ⇄ トロイ・ブラウン+2巡目指名権の交渉もしていたそうです。リチャードソンやスマートのトレードでタックスを回避できれば、このアセットプレーはありだと思います。

若手では良くニィスミスの名前があがっているようで、セルツの若手の中でもっとも需要が高そうです。

来シーズン約14.5億円のギャランティーのアル・ホーフォードの名前もあがっているようです。彼をトレードして他のセンターを取ろうとしているとの事。スリーが29.9%(2/4時点)とスペースをつくれず、オフェンスの役割も一貫したものではないためだそうです。

トレードとは関係ありませんが、ブラウンがトレード要求するかもというレポートも出てきました。Heavyのスティーヴ・ブルペットによると、「複数のシースが私たちに話したところによると、チームがまとまらずに、そのポテンシャルが出せないようであれば、ブラウンがチームは正しいものではないと認めトレードを求めるだろう」とのことです。こんな話もあるよ的に捉えてもらえればと思います。

Wojによると、セルティクスは今のところテイタムとブラウンのコンビを解散させるつもりはないそうです。Woj:「彼ら存在が問題だとは考えていない。(ブルズのラヴィーンとデローザンのように)彼らのまわりにもっと良い選手を集めなければいけないことはわかっている」

トレード特集 Prt.1:ホークス&キングス

トレード特集 Prt.2:ピストンズ&マジック

トレード特集 Prt.3:レイカーズ&ロケッツ

トレード特集 Prt.4:ブルズ/バックス/キャヴス/ネッツ


参考サイト:Update on Ben Simmons trade talks, frustrated Hawks star John Collins a possible match? NBA news and notes/NBA Rumors Binge: A Desperate Ben Simmons Suitor + How Lakers Can Keep Monk/Latest NBA Trade Intel: How Will Dame Lillard Surgery Impact Ben Simmons Market?/De’Aaron Fox addresses Kings trade rumors, his ideal role in the NBA/Sources Explain Why James Harden Would Welcome New Scenery Next Season/NBA Rumors Binge: A Desperate Ben Simmons Suitor + How Lakers Can Keep Monk/The Westbrook Trade the Lakers Need. Plus, More Observations From Around the NBA./NBA Trade Rumor Intel: Latest on Collins, Turner, McCollum, Grant, More/Trade Deadline Intel: Wizards Among NBA’s Most Active Shoppers, Eyeing Sabonis/Sources: Celtics, Jaylen Brown Could Seek June Divorce if Team Falters