トレード特集 Prt.7:サンズ/ジャズ/マーヴェリックス

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今回はウェストのプレーオフ圏内にいるチームのトレード情報のまとめです。1位のサンズ、4位のジャズ、5位のマヴスのみの情報になります。

ケミストリー重視のウォリアーズ(GMのマイヤースもドレイモンドもトレードはないだろうと言っていました)、現在3位と好調のグリズリーズ、タックスまで約1億円でケガ人が多いため大きな動きはできなそうなナゲッツの3チームの情報はあまり出てこないので扱っていません。

では1位のサンズから成績順に見ていきましょう。

フェニックス・サンズ

右膝ACL損傷で全休になっているダリオ・シャリッチをトレードしてウィングを強化しようとしているそうです。クリス・ポールがロケッツ時代に一緒だったエリック・ゴードンの名前もあがっているそうです。

しかし、ゴードンは来シーズンも約19.5億円のサラリーがあり、エイトンにマックス近く払うことが確実と考えれば、サンズは確実にタックスをオーバーします。ケチで知られているロバート・サーヴァーはタックスをどこまで払うつもりがあるでしょうか。

また、夏にFAになるジェイレン・スミスのことも考えなければなりません。タックスを考えると再契約もむずかしいので、どこかのチームのTPEに入れてしまって、金のかからないドラフトアセットに変えておくこともできます。

MLEがまだ約4.5億円が残っています。タックスまで約7億円あるので、バイアウト市場で使えそうです。

(ジェイレン・スミス Photo by Garrett Ellwood/Getty Images)

ユタ・ジャズ

守備力があるウィングを探しているようで、ハリソン・バーンズ、ジョッシュ・リチャードソン、ジョッシュ・オコギーの名前があがっています(クリッパーズにトレードされたロバート・コヴィントンの名前もあがっていました)。

新しくプレジデントに就任したダニー・エインジは、セルティクス時代からバーンズを欲しがっていたと言われていて、今もそれは変わらないのではないかと言われています。

ジャズはスモールマーケットのチームですが、タックスチームで、タックスの支払いは約27.8億円。

タックスを考えると、夏にRFAになるエリック・パスカルのトレードも考えられますが、彼はドノヴァン・ミッチェルの友人であるためか、彼の名前はあがっていないそうです。同じくミッチェルと仲が良いオニールの名前もあがってこないので、ミッチェルのフライトリスクを気にしていていると言っている人たちもいます。ESPNのティム・マクマホンは、ジャズはすべての動きでミッチェルのケツを舐めている的なことを言っていました。

ACL損傷でシーズン全休になったイングルスも売りに出されているそうです。彼の契約は最後なので仕方ないかもしれません。昨年のオフシーズンにも彼のトレードを考えたようですが、ロッカールームのカルチャーを優先してトレードしなかったそうです。

ジャズは来シーズンもイングルスなしでもタックスです。なので、もし新オーナーのライアン・スミスが勝つつもりなら、イングルスの契約を上記のような選手とトレードしておいた方がいいでしょう。しかし、問題は、ジャズにイングルスと組み合わせるられる魅力的な選手(特に若手)がいないため、相手チームが限定されてきます。来年のサラリーを削りたいだけなら話は別ですが、噂に出ている需要が高い選手のチームはプレーオフを目指しているので(もちろんキングスも)、戦力になる選手をパッケージに含めなければいいけません。クラークソンやボグダノヴィッチを今出せるでしょうか?また、1巡目指名権も2028年と遠い先のものしかありません。これらのパッケージで、需要が高いウィングを得るのはきびしいでしょう。

ダラス・マーヴェリックス

マヴスには私が今回のトレードデットラインでもっとも判断がむずかしいと思うジェイレン・ブロンソンをどうするか問題があります。なぜむずかしいかと言うと、夏にFAになる彼をキープできるかわからないので、トレードに出そうとしてもサラリーが約1.8億円と安過ぎてリターンが少なく戦力にならないからです。もちろん彼のサラリーは安すぎるので、トレードに出すなら他の選手との合わせ技を使うのですが、それでも彼の活躍に見合う選手が市場に出ているかというと厳しいです。もし歩かれてしまうと、来年キャップがないマブスはFAでの大きな戦力補強もフルMLE以外でできません。10人ですでに約126.3億円とキャップを超えてしまっています。

でもブロンソンにはバードライツがありますが、マブスがオファーできるのはマックスで4年で約56億円です。しかし、殿堂入りしているベテランレポーターのマーク・ステインによると、ブロンソンは年約18億レベルの契約を狙っているようです。

ESPNのティム・マクマホンは、ブロンソンはできればマブスに残りたいと考えているそうです。でも、そのためにディスカウントはしないとのこと。これはBleacher Reportのジェイク・フィッシャーも言っていました。

そうなると、彼が来シーズンマブスに残るのは他チームのオファー次第になりそうです。

今ブロンソンを狙っているチームはニックスと言われていて、ニックスのプレジデントのレオン・ローズはCAA時代にブロンソンの父のエージェントをしていたこともあるようです。このニックスとのブロンソンを巡るトレードでは、マヴスがポージンギスのトレードで出した自分の2023年の1巡目指名権を含めることになるかもしれません。今現在ニックスはマブスとトレード交渉はしていないそうです(2/1時点)。

マヴスはブロンソンをトレードしたくはなく、おそらくキープするだろうというのが大半の見方です。

トレードでも大きなリターンは得られないし、もしキープしても夏に約18億円オファーするチームが出てきてFAで歩かれてしまうかもしれない…悩ましいシュチュエーションです。

これは同じく夏にFAになるDFSにも言えることで、彼のサラリーの約4億円で彼のコスパを超える選手(特にウィング)のリターンを望むのは厳しい状況です。

しかし、トレードデットラインで何も動かなければ、下手をすると夏に2人とも失った上に、サラリーキャップを超えてしまい、使える弾はフルMLEと約10.8億円のTPEだけです。それでブロンソンとDFSを超えるボールハンドラーとウィングを契約できるでしょうか?

来シーズンのFAを見ると、フルMLEに値する選手は少なく、優秀な選手を奪い合う激戦になると思われます。ゲーリー・ハリス、サド・ヤング、モントレズ・ハレル、ロバート・コヴィントン、カイル・アンダーソン、クリス・ブシェー、パット・ミルズあたりでしょうか。ルカに必要な3&Dウィングやボールハンドラーを得ることはむずかしそうですね。

さらに、もしマブスがブロンソンとDFSと再契約できた場合、タックスに突入します。戦力的にも今シーズンと変わらず、タックスを超えている割にはサンズ、ウォリアーズ、健康になるレイカーズ、クリッパーズ、ナゲッツを抑えて有料候補にはなれません。それはそれで問題です。

(ノンギャランティーのクリーバをウェイブすればいいのですが、それができるでしょうか。2人との再契約を見据えれば、約9億円のクリーバのトレードの可能性もあります)

このようにどちらに行っても問題を抱えてしまうマブスは、あと1週間で球団の未来を決めなければいけません。2人ともフライトリスクがあるので今の内にトレードしてしまうか、どちらかをキープするのか、それとも2人をキープしてタックスを覚悟するのか…

今の内にミドルサラリーのクリーバやパウェルを使って2番手3番手になれる選手を獲得できればベストなんですが…

(ジェイレン・ブロンソンのハイライト集)

ちょっと暗い話になってしまいましたが、トレード情報に戻りましょう(笑)

プレーオフを狙うマブスはウィングのティム・ハーダウェイが左足第5中足骨で復帰がいつになるのかわらない状態です。第5中足骨はトリッキーな場所で、最悪のケースはベン・シモンズ、ケヴィン・デュラントが長期離脱したジョーンズ骨折になります。今もザイオン・ウィリアムソンが第5中足骨からの回復中です。このため、トレードデットラインでシューターのエリック・ゴードンやコノートンなどを狙う可能性も出てきました。

マブスのキャップですが、タックスまで約15.6億円と今シーズンのキャップは健全です。2/11に切れる約1.6億円のトレードエクセプションと7/31に切れる約10.8億円のトレード・エクセプションがあり、タックスを超えずにこのTPEを使えます。例えば、ミニMLEのデニス・シュルーダーはこれにすっぽり入りますが、マブスはシュルーダーには興味がないそうです。このTPEを餌に2巡目指名権を得るよりは、今チームの勝利に貢献できる選手を探しているようです。

以前から言われていたようにマブスはペイサーズのマイルス・ターナーに興味があったと言われています。ペイサーズはターナーに1巡目指名権を求めているのですが、マブスが出せる1巡目指名権は2027年になってしまうので(ポージンギスのトレードでプロテクションをかけまくったため)、だいぶ先ですね。これではペイサーズは納得しそうにありません。

また、ペイサーズのコーチのリック・カーライルはDFSを高く評価しているため、マイルス・ターナーのトレードのパッケージに入ると言われていました。

仮にターナーが来ても、マブスではうまくいかない気がします。ターナーとクリスタプス・ポージンギスはオフェンスでスペースを空けるためにコーナーにいる役に不満があったようです。2人が一緒のラインアップに入れば、どちらかがその役割を引き受けなければならないため、また問題になるのは明らかです。

そのためか、マブスはターナーが足のケガをする前から下がっていたというレポートもあります。その理由はわかりませんが、ディフェンスがリーグ5位にあがったからリムプロテクターが必要なくなったという訳ではなく他の理由があったそうです。

また、マブスはピストンズのジェラミ・グラント(DFSとパウェルのトレード?)とセルティクスのマーカス・スマートに興味を持っていると言われています。

TPEはドラギッチのバイアウトでも使えそうですね。

(DFSのディフェンスのハイライト)

参考サイト:Update on Ben Simmons trade talks, frustrated Hawks star John Collins a possible match? NBA news and notes/NBA Rumors Binge: A Desperate Ben Simmons Suitor + How Lakers Can Keep Monk/Latest NBA Trade Intel: How Will Dame Lillard Surgery Impact Ben Simmons Market?/De’Aaron Fox addresses Kings trade rumors, his ideal role in the NBA/Sources Explain Why James Harden Would Welcome New Scenery Next Season/NBA Rumors Binge: A Desperate Ben Simmons Suitor + How Lakers Can Keep Monk/Latest NBA Trade Intel: How Will Dame Lillard Surgery Impact Ben Simmons Market?/De’Aaron Fox addresses Kings trade rumors, his ideal role in the NBA/Sources Explain Why James Harden Would Welcome New Scenery Next Season/NBA Rumors Binge: A Desperate Ben Simmons Suitor + How Lakers Can Keep Monk/The Westbrook Trade the Lakers Need. Plus, More Observations From Around the NBA./NBA Trade Rumor Intel: Latest on Collins, Turner, McCollum, Grant, More/Trade Deadline Intel: Wizards Among NBA’s Most Active Shoppers, Eyeing Sabonis/Knicks’ Complete 2022 NBA Trade Deadline Preview, Predictions/Latest NBA Trade Intel: Lakers Realistic Targets, Myles Turner Landing Spots/Latest NBA Trade Intel: Vaccine Status Key at Deadline, CJ-to-NOLA Smoke, More/Wizards at the NBA trade deadline: What we’re hearing about Bradley Beal’s future and potential moves/This NBA trade deadline will be a master class in risk tolerance/One more gust of Friday Trade Winds/lters