トレード特集 Prt.8:ウルブス/クリッパーズ/ブレイザース

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今回のトレード情報は、ウェストでプレーイン・トーナメント圏内にいるウルブス、クリッパーズ、ブレイザース(2/5時点)になります。レイカーズのトレード情報は前回の記事から変わっていないので、興味がある方はそちらもご覧いただければと思います。

さっそくウェスト7位のウルブスから。

ミネソタ・ティンバーウルブス

ウェスト7位のウルブスのオフェンスは111.2とラプターズと並んでリーグ13位、ディフェンスは109.4とリーグ12位、ネット・レイティングは1.7でリーグ12位です。358の予想順位は45勝でウェスト7位。プレーオフ進出予想確率はRAPTORで90%、Eloで92%になっています。しばらくプレーオフには行けていませんでしたが、今年はプレーオフに進出できそうです(2/7時点)。

KATのフロントコートのパートナーを探しているそうです。ヴァンダービルトよりもオフェンス力がある選手が必要だと言われており、ジェラミ・グラントやハリソン・バーンズの噂が出ています。

ウルブスにはミドルレンジのトレーダブルなサラリーの選手が3人います。マリック・ビーズリーの約14.4億円。パトリック・ビヴァリーの約14.3億円。トウリーン・プリンスの約13億円です。大きなトレードも関われそうですが、タックスまで約8235万円のためハードルも高くなります。例えば、バーンズのトレードでは、数字を合わせるとビーズリー+オコギィ+マクダニエル等の3対1のトレードになってしまいます。下記のクリッパーズのおかげでタックス分配金も増えるので、なおさらタックスは回避したいところです。

特にビヴァリとプリンスは夏にFAなので、どうするか考えなければいけません。ウルブスはビヴァリーのバリュー評価をしているようです。契約延長の交渉もしているようですが、どうなるかはまだわかりません。ビヴァリーとマーカス・スマートのトレードオファーを検討しているとの情報もあります。

他のトレード候補は夏にRFAになるジョッシュ・オコギィ、今年で契約が最後のジェイク・レイマンがいます。

ジェラミ・グラントやハリソン・バーンズとのトレードでは、マジック・ビーズリーをパッケージに含めるつもりがあるようです。ただ、有望な若い有望な選手がいないため、相手がビーズリーをどう評価するか&どれだけ有利な指名権が出せるかにかかっていそうです。ちなみにウルブスは1巡目指名権を全て持っています。

ベン・シモンズのトレードにもよく名前が出てきますが、シクサーズはディアンジェロ・ラッセルにはまだ興味がないようで、シモンズのトレードはラッセルを引き受けてくれる3チームを探さないと厳しそうです。

ロサンゼルス・クリッパーズ

クリッパーズはウェスト8位でオフェンスは107.0でリーグ26位、ディフェンスは108.1とリーグ7位!ネット・レイティングは-1.1でリーグ19位です。358の予想順位は39勝でウェスト8位。プレーオフ進出予想確率はRAPTORで51%、Eloでも51%になっています(2/7時点)。主力のカワイとポール・ジョージがいない中大健闘しているのではないでしょうか。

ブレイザースからノーマン・パウェルとロバート・コヴィントンを得たトレードは驚きでした。カワイ・レナードとポール・ジョージが今シーズン復帰がまだ見えず、現在ウェストの8位と優勝が狙えないかもしれない不安定な状況にも関わらず、約100億円近い大きなタックスを更に増やす動きだったからです。

それまでは、契約が今年までのサージ・イバカをトレードしてタックスを減らすんじゃないか等言われていましたが、世界トップレベルの大富豪の財布をナメちゃいけません。むしろ来シーズンを見越して攻めたトレードをしてきました。

このトレードで、クリッパーズのタックスは約4億円増えました。あとひとりロスターを埋めると更に約1億円ほど増えて、タックスの支払いは約112億円ほどになりそうです。KD、ハーデン、アーヴィンを擁するネッツのタックス金額を超えてきましたね。

これはタックスを分配される他球団にも嬉しいトレードで、クリッパーズのこの動きで分配金が約1億円近くアップします!これでセルティクスはなんとしてもタックスを回避せねばなりません。The Athleticのジョン・ホリンジャーは、他チームは全員ブレイザースにフルーツの詰め合わせを贈るべきだと冗談を言っていました😂(Forbsによると、現在スティーヴ・バルマーは世界9位の富豪で、総資産は10兆円以上だそうです。バルマーレベルになると、100億円のタックスも100万円の給料の人が1000円を使うような感覚なのでしょうか?)

他のトレード候補は上にあげたように契約が最後のサージ・イバカ、ロバート・コヴィントン(再び)、ハーテンステインがいます。ただ、来シーズンすでにタックスなので、イバカのアーリーバード、コヴィントンのバードライツは手放さない方が良さそうです。バルマーも金は問題ではないようですし、価格よりも質勝負で意思決定をしていきそうです。良いポイントガードが取れるなら狙っても良さそうですね。

ちなみにクリッパーズには今年の1巡目指名権がないので、タンクはしないでこのままできるだけ勝ちに行くでしょう。

ポートランド・トレイルブレイザース

ウェスト9位のブレイザースのオフェンスは109.3でリーグ20位、ディフェンスは114.8とリーグ28位。ディフェンスはなかなか良くなりませんね。ネット・レイティングは-4.8でリーグ25位です。358の予想順位は32勝でウェスト12位。プレーオフ進出予想確率はRAPTORで3%、Eloでも3%になっています。エースのデミアン・リラードが復帰してもプレーインも難しそうな状況です。ミニタンクがあるかもしれません。

(トレード前の情報も含まれています。ですが、どのような流れでパウェルとコヴィントンのトレードに繋がったのかわかり安いと思うので、そのまま置いておきます)

インテリムGMのジョー・クローニンが、バスケットボール・オペレーションのスカウト、PR、メディカルで新しく人を雇ったそうです。いちばん大きな動きでは、キャブスのエグゼクティブのアンドレ・パターソンをアシスタントGMとして引き抜いています。

まるでクローニンはこのままGMに残るような動きです。パターソンもキャブスの職を捨ててまで、残りシーズンスポットでブレイザースの仕事は選ばないでしょう。

そうなるとクローニンはタックス回避だけではなく、割と大きなトレードをする力を与えられているのかもしれません。前回の特集でもお伝えした契約が今シーズンで切れるコヴィントンとナーキッチ以外でも、CJ・マコネル、ノーマン・パウェルらの選手のトレドの可能性も大きくなってきました。

特にガードでは、アンフェニー・サイモンズの台頭でその動きも加速していきそうです。ちなみに、最近GMを首になったニール・オルシェイは、サイモンズは彼がドラフトした他の誰よりも才能があると信じていたそうです(リラード、マコラム、ブレイク・グリフィン含む)。

サイモンズのプレー時間確保のため&リラード、マコラム、パウェル、サイモンズの同サイズの小さなガードが4人いるので、マコラムかパウェルのどちらか(または2人)がトレードされるかもしれません。ノーマン・パウェルもトレードにはオープンだそうです。

去年ブレイザースがノーマン・パウェルをゲットした時に、彼に興味を持っていたチームが12もあったそうです。契約も5年で約90億円といい感じです。キャブスがレヴァートをとれなかった場合、パウェルをルビオ+ウィングのラマー・スティーヴンス+1巡目指名権で狙ってもおもしろそうです。パウェルはまた、昨年の夏のFAでラプターズ時代のヘッドコーチだったドウェイン・ケイシーが指揮をとるピストンズも検討していたそうです。そのため、ジェラミ・グラントを狙っていると言われているブレイザースのトレードパッケージにパウェルも入っていたかもしれません。

と書いている内に、パウェルがクリッパーズにトレードされてしまいました😅

ブレイザースはパウェルとコヴィントンをクリッパーズに送り、クリッパーズから、エリック・ブレッドソー、ルーキーのキーオン・ジョンソン、ピストンズからの2025年の2巡目指名権を得ました。これで今クリッパーズはタックスを回避!タックスまで約1億円。

しかも来シーズンのブレッドソーのサラリーの約19.3億円の内の約3.9億円だけギャランティーなので、タックスまで約17億円になります。サイモンズのRFAではもっと必要になるかもしれませんが(しかもロスターを5人分埋めなければいけない)、来シーズンのサラリーが約33.3億円のCJ・マコラムをなんとかすればタックスをかわせるかもしれません。

マコネルがもっともよく関係していると言われているのがペリカンズだそうです。ペリカンズとの交渉ではジョッシュ・ハートの名前があがっていますが、それは彼の来シーズンの約12.9億円の契約がノンギャランティーだからでしょう。契約が今年いっぱいのサトランスキーもパッケージに入っているようです。ちなみにペイサーズはこのトレードパッページにヘイズを含めたがっているそうです。

もしブレイザースがこのトレードをしてハートをウェイブすれば、タックスまで約60億円ほど(8人で)の余裕が生まれます。これならサイモンズと再契約した上でナーキッチとも再契約できます。

マーク・ステインによると、トレード市場でナーキッチの名前はあまり聞かないので、市場での彼への興味は大きくなさそうだとのことです。ジェイク・フィッシャーによると、ベン・マクレモアの名前も交渉で出てくるようになったそうです。

ブレイザースはまた、マイルス・ターナーにも興味を持っていたと言われています。マイルス・ターナーの左足の疲労骨折の前は、かなり交渉が進んでいたと言われていて、ブレイザースはプレーオフを目指して動いていたようです。問題は、ブレイザースには今年トレードに出せる1巡目指名権がありません。ペイサーズもターナーのリターンではレヴァートで得たものよりも良いものを求めるでしょう。現実的には厳しそうです。

また、ブレイザースはブレッドソーの契約を他チームにトレードしてアセットや来シーズンのための戦力に変えることができます。むしろ来年サラリーを削りたいチームにブレッドソーをあげれば結構良い2巡目指名権が2つくらいもらえるでしょう。デットラインまでまだ時間があります。まだブレイザースのトレードは終わっていないのかもしれません。

また、今後のブレイザースですが、今年ブルズに送った1巡目指名権はロッタリー・プロテクションがかかっているので、レーオフに進出すると今年のドラフトの1巡目指名権を失ってしいます。ここまで成績が落ちた今、来シーズンのことを考えるとミニタンクするのが正解かもしれません。プレーオフで何もできないまま終わるなら、ドラフトで新しい戦力を加えても良さそうです。

ミニタンクをした場合、下腹部の手術を受けてリハビリ中のデミアン・リラードの復帰も気になります。リラードは早くても復帰が2月末になるそうです。実際の復帰は3月に入りこむのではないでしょうか。その時までにブレイザースの順位が悪ければ、ミニタンクするために今シーズンはそのまま欠場するかもしれません。本人もプレーするならタンクはできないと言っていました。

ブレイザースのトレード情報をまとめると:

  • このままタックス回避
  • マコラムをハートとサトランスキの切れる契約をトレードし、サイモンズとナーキッチとの再契約のために来シーズンのキャップを空けるか?
  • それともマコラムをキープ?
  • ミニタンクでロッタリー指名権確保

また、ブレイザースは来シーズンの前にリラードの2年で約107億円の契約延長をどうするか決めなければいけません。その契約が結ばれたら、36歳のリラードに約55.3億円払うことになり、何かあってもトレードはできなくなるかもしれません。どうするのでしょうか?リラードにはできるだけお金を稼いで欲しいですが、36歳のPGにそのお金は高すぎるという気持ちもあります。だからと言って、リラードをトレードするべきだとも思いません。なんとかお互いWin-Winのシチュエーションを見つけて欲しいです。またブレイザースのユニフォームを着たリラードのデイムタイムを希望します。

今回のトレード情報は、ウェストでプレーイン・トーナメント圏内にいるウルブス、クリッパーズ、

トレード特集 Prt.8:ウルブス/クリッパーズ/ブレイザース


参考サイト:Update on Ben Simmons trade talks, frustrated Hawks star John Collins a possible match? NBA news and notes/NBA Rumors Binge: A Desperate Ben Simmons Suitor + How Lakers Can Keep Monk/Latest NBA Trade Intel: How Will Dame Lillard Surgery Impact Ben Simmons Market?/De’Aaron Fox addresses Kings trade rumors, his ideal role in the NBA/Sources Explain Why James Harden Would Welcome New Scenery Next Season/NBA Rumors Binge: A Desperate Ben Simmons Suitor + How Lakers Can Keep Monk/Latest NBA Trade Intel: How Will Dame Lillard Surgery Impact Ben Simmons Market?/De’Aaron Fox addresses Kings trade rumors, his ideal role in the NBA/Sources Explain Why James Harden Would Welcome New Scenery Next Season/NBA Rumors Binge: A Desperate Ben Simmons Suitor + How Lakers Can Keep Monk/The Westbrook Trade the Lakers Need. Plus, More Observations From Around the NBA./NBA Trade Rumor Intel: Latest on Collins, Turner, McCollum, Grant, More/Trade Deadline Intel: Wizards Among NBA’s Most Active Shoppers, Eyeing Sabonis/Knicks’ Complete 2022 NBA Trade Deadline Preview, Predictions/Latest NBA Trade Intel: Lakers Realistic Targets, Myles Turner Landing Spots/Latest NBA Trade Intel: Vaccine Status Key at Deadline, CJ-to-NOLA Smoke, More/Wizards at the NBA trade deadline: What we’re hearing about Bradley Beal’s future and potential moves/This NBA trade deadline will be a master class in risk tolerance/One more gust of Friday Trade Winds/etc…