2021-22シーズンの気になったトレードについて

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他の記事をまとめていたので、遅れてしまいましたが、今シーズンのトレードで気になったものをいくつかピックアップしました。

マイアミ・ヒート

ヒート:
2026年の2巡目指名権、2023年の1巡目指名権を2025年の1巡目指名権(ロッタリー・プロテクション。2026年にプロテクションなし)に変更。

サンダー:
KZ・オクパラ

地味なトレードですが、これによりヒートはステッフィン・ルールを回避して、今年から2年連続で1巡目指名権(2022年の1巡目指名権と2023年の1巡目指名権)をトレードできるようになりました。すでに10人でキャップを約15億円超えているヒートにとって、これらの指名権はこの夏の強力な武器になります。

例えば、2022年のドラフトでヒートが他のチームのために自分の指名権を使ってドラフトしてトレードし、その後に2023年の指名権をトレードで使うことができます。さすがライリーとエリスバーグです。

サンダーにとっても、今年のヒートの1巡目指名権は良いものではなく、ヒート、ロケッツ、ネッツの3チームの中でいちばん悪い順位がヒートの指名権になります。あと3年たてば、年齢が行っているバトラーやラウリーもどうなるかわからないので、今よりも良い順位になりそうです。ドラフト候補も今年よりも2025年の方が良さそうなので、お互いWin-Winだったのではないでしょうか。

ロサンゼルス・レイカーズ

ラッセル・ウェストブルックのトレードはないにしても、成績が5割を切っている上にタックスチームのレイカーズが何もしなかったのも驚きでした。

特に、全然使っていないミニマムのデアンドレ・ジョーダンかケント・ベイズモアをサラリーダンプをしてタックスを約5億円節約すると思われていましたが、動きは何もありませんでした。

皆がレイカーズにとってタックスの節約が優先事項だと考えていたのは、レブロンが残って欲しがっていたアレックス・カルーソをタックスが増えると言う理由で再契約しなかったからです。バス家のファミリービジネスであるレイカーズから出て行くお金を少しでも節約しようとするのは理解できます。

しかし、デアンドレ・ジョーダンをトレードせずにウェイブしたのです。なぜかわかりません。彼をキャッシュを送ってトレードすれば、現在約41.1億円のタックスが約36億円に減らせることができました。約5億円の節税です!

なんだがやることがちぐはぐでフロントがあまり機能していないように見えますね。ちょっと心配になります。これに関しては今いろいろと情報が出てきているので、こんどまとめてみようかと思います。

ダラス・マーヴェリックス

マーヴェリックス:
スペンサー・ディンウィディー(約17.1億円)、ダヴィス・バータンス(約16億円)

ウィザース:
クリスタプス・ポージンギス(約31.6億円)、2022年の2巡目指名権

マヴスは、クリスタプス・ポージンギスをトレードして、スペンサー・ディンウィディーとダヴィス・バータンスを得ました。トレード・デットライン前には契約が切れるブロンソンやDFS(後に契約延長)、クリーバのトレードをどうするのかにフォーカスされていて、KPのトレードがあるとは追われていなかったので意外でした。

マブスは、ルカに必要なNo.2を獲得するでもなく、サラリーを減らすという訳でもないく、3番手になるかもしれないスリーのないボールハンドラーと、守備がなくスリーが決まらないストレッチ・ビックを取った事で、あまりトレード自体に明確な意思が見えませんでした。そのため、主に言われていたのが、KPひとりだけだとトレードしにくいが、それを2つに分けてトレードがより容易にできる2つの契約に分けたということでした。簡単に言えば、ケガがちでマックスに見合わないプレーをしているKPを手放したかったということでしょうか。

このトレードについてESPNのティム・マクマホンがザック・ロウのポッドキャストで新たな情報を話しています。

彼によると、マヴスは初めラプターズとゲーリー・トレントとゴーラン・ドラギッチのトレードを交渉していたようですが、ラプターズがトレントをキープしたがったため決裂。その後、1巡目指名権を出さなくてもKPを引き受けてくれるウィザースとのトレードが見つかり、そのチャンスに飛びついた感じだったそうです。

マブスはルカと合わなかったKPをトレードできて、ウィザースもビールと合わなかったディンウィディーとあまり活躍できていなかったバータンスをトレードできる。相思相愛のマッチングだったのでしょう。

マクマホンは、「マヴスではルカを高められなかい選手はトレードされてしまう」、「別にKPが悪かったわけではなかったが、ルカと合わなかっただけだ」、「KPに賭けたがミスした」、等言っていました。更に、マブスはシーズン前半はKPをハッピーするためのプレーもやっていて、オフェンスも効果的ではなかった問題を指摘していました。ザック・ロウも、KPにウィングをつけられてしまうルカとKPのPnRよりも、ルカとブロンソンのPnRの方がより相手がスウィッチできなくなるため良くなってしまったとKPとルカが合わなかったことに合意していました。

今のところ、マブスもウィザースもトレードが成功しているように見えます。マブスもスター選手を取るために出せるサラリーも充実してきました。ハーダウェイ、ディンウィディー、バータンスの中の2人でマックスにマッチできるはずです。1巡目指名権も2027年から出すことができます。早くルカとペアを組める2人目のスター獲得をしてリーグを面白くして行って欲しいです。


参考サイト:The Lowe Post